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三浦勇人写真展

憂いの影

12/12(tues)-12/16(sun)

10:00-20:00

 初日:12:00-20:00

最終日:10:00-16:30 12/10(wed)




三浦勇人プロフィール
1993年 福島県生まれ
2015年 埼玉工業大学中退
2016年 7月 6ギャラリー合同展6SSF
    12月 渋谷bar foxy「12月展」
2017年 8月 銀座モダンアート「ARTISTS’CAFÉ」Vol.23
    11月 大阪カルチャーwebマガジン「VOICE」“SHOW CASE”にて作品を掲載
    12月 初個展 「刹那と静寂」
2018年 11月 Affordable Art Fair Amsterdam2018出展
12月 個展「憂いの影」

福島県に生まれた三浦勇人は2016年2月に母を亡くした。死んだ母を見て自然の中で生きる花を思い浮かべていた。花は四季の特定の時節に咲くものでそれは刹那的であり季節の終わりとともにあっけなく散ってしまう。そして季節がきて、また咲きはじめる。花の美しさの背景にはやがて朽ちてゆくのを先取りする哀惜の情があると感じていた。それは母を亡くした時感じた感情に似ているものがあった。母の死後、東京に上京。身近にカメラがあったことから衝動的に花の写真を撮り始めたことをきっかけに2016年7月から写真家として活動を始める。
東京での生活のなかで様々な作品と出会ったが、ボリス・ヴィアンの小説、「日々の泡」にとても影響を受けた。人生の不条理や怒り、哀しみや寂しさを描いた作品。自身の作品と改めて真正面から向き合うきっかけをくれた1冊である。悲痛な感情と向き合うことは自身をより成長させ、より花についてや写真に残してゆくことについて考える時間が増えた。
花を写真に残すことは美しい姿をいつまでもそばで見ていたい、亡くなってほしくないという「哀しみ」、「惜しみ」、「寂しさ」などからくるものである。三浦勇人から生まれてくる作品は生命の目に見えない背景を想像したものである。そのイマジネーションは、激しい哀惜の流れの中を生きている生命の強さと美しさの物語を秘めている。

y.miura713@gmail.com

twitter:@lucy_3177

instagram:lucy3177

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